今日は3日目、ミラノを発ちヴェネチアに向かいます。
モーニングコールは6時半。
8時にはいつものバスと運転手のピエトロさんがお出迎え。
このピエトロさん。馴れ馴れしそうな、それでいて不機嫌そうな、なかなか読みづらい顔です。
まずは、世界遺産のベローナを散策です。
イタリアの法律によりベローナでは添乗員さんは市内の案内が出来ないということで、がやがやしながら添乗員さんと同じ方向に歩いていきます。
ここは、かの有名な「ロミオとジュリエット」の舞台といわれています。
しかし、当のシェークスピアはこの町には来た事が無いそうです。
イタリア半島を二分して皇帝派と法王派が対立。その政治の渦の中、悲恋に終わった恋物語が名作の生まれるきっかけになったそうです。
そして、正直ホントかウソか微妙なんですが「ジュリエッタの家」があります。
落書きだらけの看板が目印。
あぁ、あそこでロミオとジュリエッタが・・・。
あそこでロミオとジュリエッタ・・・
あそこ・ロミオ・ジュリエッタ?
アルファロメオ・ジュリエッタ!
ココのジュリエッタの像の右のオッパイを触ると幸せになるそうですので、さっそくモミモミ。
なんか、気分良くなってしまったから売店でライターと置物を購入。
りえはそんなボクを「かわいい」と褒めてくれました。
(*^_^*)
また、この街にあるアレーナ(円形闘技場)は1世紀の建築物で、ほぼ完全な形で残っているすごいヤツです。
さて、ジェラートをほおばりながらベローナをあとにします。
いよいよ水上都市ヴェネチアです。
長ーい橋を渡り広場で下車。
おぉっ!いきなりモーターボートのタクシー!!
ボートを降りるともうこの街には車が通れる道は一つもありません。
細い路地が入り組んだ水上のラビリンスです。
まずはホテルへ荷物を置きに行くのですが、
「え、マジこの道でいいの???」
ってくらい細い道をクネクネ進みます。
ホテル到着後は今度はレストランに向かって、細ーい路地をぞろぞろと歩きます。
とはいえここはヴェネチア。そこかしこに素敵な風景が!
食事はワタクシ生まれて始めてのイカ墨パスタです。
・・・ま、美味いんじゃない。
そんなに口が黒くなることも無く食べ終わり、トイレに行くと
ギョヘーッ!!
便座が無い!!
どうやって用を足せばいいんだ??
仕方なく空気椅子状態で頑張りました。
こんなトイレ、良くあるそうです。
たしかに良くありました。
ツライ・・・。
さてさて観光。
まずはドゥカーレ宮殿。
ここには世界最大の油絵といわれているティントレットの「天国」という大作があります。
その大きさは、
7×22m!!
なんというデカさ!!
重厚さ!!
コレを書き上げた日にゃあ、鼻高々だっただろう。
他にも「元老院の間」とか「十人委員会の間」、ため息橋などなど。省略。
その後はサンマルコ寺院見学やサンマルコ広場散策などして
さぁゴンドラだ!!
ゴンドラでヴェネチアの街をドンブラコ。五七五。
風流ってのとは違いますが、なかなか気分のいいものです。
途中10艘くらいが固まって、まるで水上暴走族。
あたりも薄暗くなりいい雰囲気でした。
ココで夕食までの時間はフリータイム。
ヴェネチアの路地をアッチへウロウロ・コッチへトボトボしながら最後は待ち合わせ場所のサンマルコ広場。
日も暮れて照明が点き、素晴らしい光景です。生演奏も聞けて抜群の雰囲気でした。
食事を終えて、ホテルに到着。
今回の旅行でもっとも良かったホテルがココ、「BELLA VENEZIA」です。
それもそのはず、帰宅後調べてみると今年の夏改装を終えて再オープンしたばかり。
ところがオイラ、このあとツアーの若い衆ばかりで一杯やることになっており、ホテル向かいのBARへ直行。
久しぶりにガンガン飲みました。
酒の力を借りてフロントのニーチャンや、BARのカウンター客らとドンドン交流。
すごいぞ!オレ!!
片言の英語だけで言葉の壁を突破したぜ!!
カウンター客にいたっては、英語がわかんないもんだから、店のネーチャン英語がわかるッつうことで、彼女を通訳に国際交流。
放たれた22口径の弾丸のように、迫力は無いもののしかし前へ前へと進みました。
途中花売りから白いバラを一輪買って、ホテルの部屋へダッシュ!
ポイント稼ぎヨメへの気配りも忘れません!!
が、最後はどうやらミンナに結構奢ったらしく、散財。
記憶は曖昧。
酒、恐るべし。
今日はココまで。
また後日。
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